プーと大人になった僕…★4.3
https://eiga.com/movie/88650/photo/
もうとにかくひたすらに動いて喋るプーさんが可愛すぎてニヤニヤしっぱなしでした!笑
字幕と吹き替えとかなり悩んだのですが、ナレーションやティガー達の声はいつもみていたアニメーションのままだと知って吹き替え版を見ることにしました。
プーさんもイーヨーも全然違和感なかった!
クリストファー・ロビンは賛否両論ありそうだなと思いましたが、堺雅人さんの優しげな声で「プー」て呼ぶクリストファー・ロビンもなかなか好きでした。
何よりやっぱり森の仲間達がいつもの声だったおかげで、絵本やアニメーションの世界が現実世界にやってきた感があって、わたしは吹き替え版みれて良かったです!
感想・レビュー
とにかくプーさんが可愛い!!!
大人になったクリストファー・ロビンがプーさんと突然再会して、ストレスで自分はおかしくなったと取り乱した時にプーさんが
「ストレスじゃないよ。プーだよ。」
てしれっと言ったときの可愛さで胸が撃ち抜かれました。
予告を初めて見たときは「えっ…!?ぬいぐるみのプーさんが動くの?笑」て思ったのですが、実際の可愛さは想像を遥かに越えてました。
クリストファー・ロビンがプーさんと列車にいるときにプーさんが始めた「見たものを言うゲーム」のシーンが、特に可愛くて面白くてあのシーンを見にもう一度映画を見に行こうかと思ってるくらい。
そして大人になってもクリストファー・ロビンはプーさんにも森の仲間達にも優しいままでした。
イーヨーが川に流されてるときも、スーツが濡れるとか気にせずに助けるためにすぐ川に飛び込んでました。
それにしてもイーヨーの全てを諦めてます感が面白くて可愛い。アニメーションのまんま。
出てくる森の仲間たちはみんなどこか薄汚れているというか、古いぬいぐるみ感がありました。
これはクリストファー・ロビンにたくさん抱き締められてきた証、なのだそう。素敵。
そしてプーさんの価値観や発言がとても哲学的ではっとさせられました。
赤い風船を欲しがるプーさんにクリストファー・ロビンは
「使わないだろ」
というのですが、プーさんは
「持ってるだけで幸せなんだ」
と返します。
そして仕事があるからと帰ろうとするクリストファー・ロビンにプーさんは
「仕事って風船より大切なの?」
と聞きます。
必要かとか理由とか、そういうものをいつの間にか気にして生きるようになっていたわたしに、このやり取りを見て「必要かどうかじゃなくて、持ってるだけで幸せ。その気持ちを優先していいんだ。変な理由付けや効率なんて必要ないんだ。」と思えて世界の見方がこれから少し変わるような気がしています
他にもたくさんプーさんの名言が散りばめられていて、固定概念に縛られ過ぎてたな自分。と改めて考えました。
他にもたくさんたくさん語りたい部分があるのですが、長くなりそうなのでまた今度に。
とにかくプーさんが可愛いんです。
また見に行きます。