ロミオとジュリエット
実は見たことなかったんですロミジュリ…
ディカプリオ版と迷いましたが、とにかく最初にこっちを見ておかなければ!と思い手を伸ばしました。
これは…間違いない名作…!!
見終わって一日経った今も、ものすごく胸がざわざわして切なさから抜け出せません。
感想・レビュー
えっ!!!?
ロミオめっっっちゃ格好いい…!!!!
ロミオが出てきた瞬間、あまりのイケメンぶりに心を奪われました。
ちょっと自分に酔っちゃう系なのもイタリアイケメンっぽくて良い(*^^*)笑
イケメンって時空を越えるんですね…!!
モンタギュー家とキャピュレット家のいざこざが多発する中、ロミオは冷静で優しいキャラの好青年でした。
そしてロミオと恋に落ちたジュリエットですが…
やだ…めっちゃくちゃ可愛い…!!!
横顔美しすぎる…!!!
とまたも心を奪われました笑
(後からジュリエットを演じたオリヴィア・ハッセーの事を調べていたら、なんと布施明と結婚していたことを初めて知り驚愕しました。笑)
こんな美しすぎる二人が出会ってすぐに恋に落ちるのはもはや必然…
ジュリエットの部屋の庭先にロミオが現れるシーンはあまりに有名ですよね(*^^*)
「ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」
この台詞を聞けて感動しました。
ちなみにベローナにはジュリエットの家のモデルになった家があり、今も観光地として人気があります。
(ジュリエットからの手紙という映画にも、このジュリエットの家のシーンが出てきます。
ストーリーもとても面白くハッピーだったので是非見てみてください(*´ー`*))↓
わたしの勝手なイメージでは、二人が恋に落ちてから、度々ロミオがここに通って結ばれない運命を二人で悲しみながら愛を育てるのかと思ってましたが、わりと早く結婚(こっそり)してました。
もういっそのこと、結婚した時に駆け落ちしてしまえば良かったのに…
と考えてしまったり。
マーキューシオとティボルトが亡くなってしまった時、両家の不仲が原因でこんな事になってしまい、なんて不毛で無意味な争いなんだ…と辛くなりました。
結果ロミオもヴェローナを追放されます。
ヴェローナを出ていく前の夜、ジュリエットの部屋に行っていたのに、結局夜を共にしてジュリエットの部屋で朝を迎えてしまいました。
「もう行ってしまうの?まだ夜は明けてないわ」
と明らかに朝だけどロミオと離れたくないジュリエット。
そんなやりとりをする暇があったら!
早く!二人で逃げよう…!!
と勝手にハラハラしました。
この時代には特に、女が実家から逃げ出すとか、着の身着のままで他の土地に向かうってやっぱりありえないことなんだろうなあ…
高貴な家柄ということもあるんでしょうけど、
勝手に父親が決めた相手と結婚させられるのは当たり前で幸せなこと。
みたいな流れを見ると、
子供は親の持ち物で、それが女だったら尚のこと親の持ち物という認識が当たり前だったんでしょうね(´_`。)
まだ20歳にもなってない娘の婚礼を勝手に決めた挙げ句(しかも従兄弟がなくなった直後)、
嫌がる娘に詰めよって嫌なら家を出ての垂れ死んだらいいってそんな理不尽な話…
頼りにしていた乳母にまで突き放され、乳母のあまりの変わり身の早さに、わりと最後まで「きっと乳母には何か良い考えがあってこう言ったはずだ。」と希望を持って見てましたが。。
本当にほんの少しの行き違いで結ばれる事が出来なかったロミオとジュリエット。
短い時間だったかもしれませんが、命をかけて恋に落ちる姿に胸を打たれました。
こんな風に人を好きになってみたい。
好かれてみたい。
二人の死によって両家はようやく和解しました。
哀しい…もっと早く何が大切なのか気付いていたら、二人は生きて結ばれたかもしれないのに…
とにかくとても美しく悲しく素敵な作品でした。
ディカプリオバージョンも見てみます(*^^*)