映画と小説を愛でるブログ

基本ネタバレしてます。見た映画や小説の感想をひたすら残すブログ。

YESTERDAY イエスタデイ


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https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/90371/

 

予告を見た時からずっと気になってた…!

自分以外の人たちがみんなビートルズの記憶が無くなってしまったとしたら…??

とっても面白い設定だと期待して見に行きました。

 

エド・シーランも本人役で出てきました!

 

そしてエリー役のリリージェームズが大好きなのですがやっぱり今回もとっても可愛くてやっぱり大好きでした…

 

 

感想・レビュー

 

 

とにかく感動したシーンは…

 

主役のジャックがジョン・レノンに会いに行った場面です。

 

初めはピンと来ませんでした。

 

ジョン……愛する人…この眼鏡…

あ!!!ジョン・レノン!?!?

オノ・ヨーコ!!

この見た目も間違いないジョン・レノンだ…!!

 

てなりました。

 

 

この世界ではビートルズは存在してないから、ジョン・レノンも誰にも知られることなく人生を送っていました。 

 

自分の人生について

愛する人と共に生きた」

と満足そうに語るジョン。

 

ジョンの年齢は76歳。

よく76歳まで生きてくれた…!!

とジャックは喜んでジョンとハグしました。

 

ビートルズだったジョンは若くして亡くなってしまいましたが、この世界のジョンは有るべき寿命まで人生を全うしようとしていることがとても嬉しかった…

 

 

 

映画にはたくさんビートルズの曲が使用されていて、わりとどれも知ってた(*^^*)

 

良い音楽って何年、何十年経ったとしても、全然色褪せないし輝きはそのまま、良いんですよね。

 

途中でビートルズの記憶が残っていた人がジャック以外に二人出てきましたが、彼らはジャックが勝手にビートルズの曲をオリジナルとして発表したことに怒るのではなく

「彼らの音楽を残してくれてありがとう!ずっと聞きたかった!」

と3人で笑って手を取り合っていました。

 

例えばわたしのとっても好きなバンドが突然世界から消えて、誰ともそのバンドの話もできないし曲も聞けない。

 

そんなことになったら、そして彼らに敬意を持って彼らの音楽を奏でてくれる人が現れたら、やっぱり嬉しくて嬉しくてたまらないと思うなー。

 

 

あとこの作品には「悪役」が出てこないのもほっこり出来て音楽の良さに集中できる要因だと思います。

 

裏切ったり悪どいことを考えたりも誰もない。

 

ちょっと抜けてる付き人のロッキーも好き。

 

マネージャーのデボラがある意味悪役なのかもしれませんが、仕事が出来る女なだけなので嫌な感じはない。

 

 

その中でもベスト・オブ・いい人はギャビンで間違いない…!!!

 

無料でジャックのCD を作ってあげたり

エリーと付き合ってたのにジャックがエリーに公開告白した後に振られて

それでも「エリーが幸せならいい」と笑ってさよならして

それからも二人と友達関係でいて。

 

イケメンな上にいい人すぎる(;ω;`*)

 

 

誰も不幸になってない、誰も嫌なやつじゃないからこそ

ラストのジャックとエリーの幸せな日々がよりキラキラと感じられました。

 

 

作品の中では、ビートルズだけじゃなくて煙草やコカ・コーラも存在しない世界になってました。

 

そして最後にハリー・ポッターも存在してないことがわかって、ハリポタ好きとしてはハリー・ポッターという言葉が出てきただけでテンションあがりましたが、やっぱりハリー・ポッターが存在してない世界はやだなと思いました。笑

 

作品全体を通して、ビートルズに対する深いリスペストが感じられる作品でした。

 

今夜はYesterday聴きながら寝ます…