トラさん 僕が猫になったワケ
特にキスマイのファンというわけではなく、レビューが意外とよかったので見に行ってみました。
見に行ってる母数は少し少なそうですが、見た方の満足度は高いようです。
人の死で悲しくなる邦画は苦手ですが、トラさんは思わずにやっとしてしまう要素がたくさんあって悲しい気持ちにはならずに見れました。
感想・レビュー
予告を見たときから、猫の格好をした北山くんに
「えっうそでしょ!そんな格好でどんな映画なわけ!?」
と思っていたし、実際その姿で映画に登場してまた思いました笑
だけど不思議と段々見慣れてきていつのまにか受け入れていました。笑(人間は順応する生き物なんですね…)
モフモフした毛の質感とか野良猫感がちゃんとしててちょっと触ってみたいと思ってみたり。
トラさんになったすーちゃんが家族と暮らすようになってもいつまでも野良猫感があったので、ちょ!シャワーで洗ってやって!笑とは思いました。笑
すーちゃんが人間たちに猫扱いされてるのもなぜか笑えました。
肝心のストーリーですが、暖かみがあって笑いもあって、切なくもなる。綺麗にまとまっていて最後まで集中して見れました。
あんまりろくでもなさそうなすーちゃんのことを本当に愛していた奈津子さんを心底見習おうと思いました。いつも笑顔で、好きな人のことをちゃんと受け止めていて。
すーちゃんも家族のことを本当に愛していて、自分が亡くなってしまってもう人間としても猫としてもそばにいれない。
そうなってもそんなに悲観的ではなく、いつもみたいに奈津子さんとたくさん笑ってさよならしてました。
なんかそれ、めちゃくちゃ素敵…
最後は実優ちゃんが漫画家になっていて、実勇ちゃんが書いた家族の絵(奈津子さん、実優ちゃん、後から生まれた弟と家族の思い出の場所にいる絵です。後ろで楽しそうにすーちゃんが見守ってる所も書いてあります)がなんだかとっても素敵でうるっとしました。
いなくなってからも、ずっといるんだなって。
大切な人のことを、もっと大切にしようって思える映画だと思います。
北山くんが意外と演技が上手でした。
売れっ子から外れた漫画家っていうのも合ってました。
ラストのキスマイの曲も映画に合っていて良かったです。
ぜひファンではない方も見に行ってみてください!
ちなみにわたしはキスマイなら玉森くんが好きです。