34丁目の奇跡…★4.6
サンタクロースはいると思いますか??
わたしはいると信じています。
クリスマスの時期に見ると本当にワクワクする映画です。
何度も何度も、きっとクリスマスの度に繰り返しこの映画を見るんだろうなあ。
感想・レビュー
もうとにかく、始まりから終わりまでクリスマス感が凄くて、見てるだけで大人も子供も胸が高鳴る作品でした。
出てくる子供たちも純粋で皆可愛いです。
アメリカは日本よりずっとキリスト教も多いし、サンタクロースは日本より親しみがある存在なのかもしれません。
ストーリーの展開はアメリカならでは。
クリスは果たして本当のサンタクロースなのか、偽物なのか。
クリスが本当のサンタだと小さい子供が証言したり、サンタではないとトナカイが証人として呼ばれたり、真面目なシーンですが思わず笑ってしまうユーモアさもありました。
とにかくクリスのサンタクロースぶりが本物すぎて、見てるわたしも子供達と同じように
「もうぜったいこの人サンタやん…!!!人間の世界に溶け込んでるけどぜったいサンタさんやん!!」
とすっかり信じました。
スーザンが「弟と父親と家がほしい」とクリスに伝え、クリスマスの日に父親が出来て新しい家で暮らすことになりました。
母親のお腹にはもしかしたらもう弟がいるのかもなあ…と思うと、
クリスはやっぱり本物のサンタクロースだったんだ!
と見ているわたしまで思えてきました。
いるかいないか、ではなく
信じるから存在を認める。
なんですよね。
すごく素敵で、すごく理論的で、すごく夢がある事だと思いました。
サンタクロースはいる。
とわたしは思います。
大人になってしまってもう物的なプレゼントは貰えなくなりましたが、
今でもクリスマスやサンタクロースの事を考えると、とってもワクワクして楽しい幸せな気持ち
になります。
これはきっと、
子供の時にサンタクロースから貰った、大人になってもずっと無くならない、最高のプレゼントなんだ
と思っています。
わたしはサンタを信じてる。
それだけで人生は少しだけ豊かになる。
そんな気がしています。