かぞくはじめました
あ!イジーだ!!(大好きなグレイズアナトミーでイジーを演じたキャサリンハイグル)と思ってパッケージを見て、
「これは面白い作品だぞ」
と本能が騒ぐので見てみました。
途中悲しくなる場面もありますが、終始ほっこり、ユーモアも混じって楽しく最後まで見ることが出来ました。
子育て、大変ですよね…!!
感想・レビュー
「親子は血が繋がっているもの」
「子育ては恋愛して結婚した先にあるもの」
という固定概念にどうしても囚われがちですが、そういった考えが気持ちが良いくらいにどうでもよくなる。
そんな作品でした。
ホリーとエリックとソフィーは血の繋がりはありませんが、親友夫婦が事故で亡くなってしまい、後見人だった二人がソフィーの親となります。
海外のいわゆるゴッドファーザー、ゴッドマザー制度に当たる?と思います。
いきなり子供の親となった二人の大変さはきっと想像出来ないくらいだったと思いますが、二人はとにかくソフィーに対してしっかり愛を持って接していました。
アメリカは養子制度が広まっていて、血の繋がりに日本ほど固執していない背景も後押ししてるのだと思います。
血が繋がっていなくても、投げださずにソフィーを大切に育てながら、自然とホリーとエリックの間にも愛が生まれていくのはすごく自然で素敵な流れだなあって思いました。
ソフィーがホリーを「ママ」と呼ぶシーンは、なんだか色んな思いが駆け巡りました。
いつか本当のことを知る日が来ても、血の繋がった両親、ホリーとエリックからの愛情がどれ程のものか、そしてホリーとエリックもソフィーがきっかけで愛が生まれたと知ったら、きっとソフィーは幸せな子供のままでいられると思います。
そして何よりソフィーが本当に愛らしくて、お腹にいて、産まれて、一歳になって、歩けるようになって、、、
成長を見るだけでもほっこりします。
難しいことは考えず、ただほっこりしたい、笑いたい。という時にお薦めしたい作品です。