わたしの少女時代
とーーーーっても良い!!!
今年見た映画の中で一番良い映画でした。
台湾映画を見たことがない方にも是非見てほしい!!!
台湾って日本の文化も浸透していて、内田有紀の名前やスラムダンクなんかが出てきて親近感もわきます(*^^*)
10代の頃のキラキラしていた恋を誰もが思い出してしまうのではないでしょうか…
感想・レビュー
舞台は台湾の高校。
アンディ・ラウ(台湾のスター)が大好きで少し地味で、みんなの人気者の欧陽に片想いをしていた真心。
いわゆる不幸の手紙を不良のボス太宇に出したことから話は進んでいきます。
学校1の不良と地味な女子。
想い合っているのにすれ違う。
別れと再会。
というキーワードの王道の青春恋愛ストーリーです。
少しずつ仲良くなっていって、心の距離が近付いていく描写にこっちまでドキドキしてニヤニヤしました。笑
全然こんな素敵でドラマチックな展開ではなかったけど、なんとなく見ながら自分の学生時代に好きだった人のことを思い出してしまいました。
高校生の頃の恋愛って
好きに理由なんていらなくて
本当に真っ直ぐただひたすら好きな人の事を好きになれる
宝物みたいな時間なんですよね。
あの頃好きだった人の事はたぶんずっと忘れないし、実っても実らなくてもすごく価値がある存在なんだなあって。
本当になんとも言えないときめきに支配されながら見ていると、真心が太宇に女心を話していたのですが、それがまた共感の嵐。
女の子が言う「大丈夫」は「大丈夫じゃない」
女の子が言う「なんでもない」は「大アリ」
女の子が言う「太っちゃった」は「全然そんなことないよって言って欲しい」
女の子が言う「もう知らない」は嫌いになったわけじゃないしむしろ気になってる。
女心って世界共通なんだなって思ったし、これに納得するわたしもやっぱり女なんだなってなんか思ったり笑
あとはわたしはとにかく太宇が格好良すぎて惚れました。
太宇のにこーーーって笑った笑顔がほんとに素敵でかっこ良くて可愛いし、強くて優しくて少し意地悪で賢くてまっすぐで。
なんだそれ!
そんな素敵男子わたしが高校生の頃周りにいなかったよ…!!
胸キュンポイントはたくさんあって、
道路を歩いているときに車から抱き寄せて守ってくれたり、
電話で真心が「なんでもない」て言ったらその後心配して急いで家に会いに来てくれたり(窓に何か当たる音がして窓を開けたら太宇が会いに来てたんです!!「通りすがりだ」って!なにそれほんとにずるい…!!)
そりゃあ好きになるよ…!!
真心の前から姿を消す前に太宇が欧陽に真心への今までの気持ちを話していてそれもまたときめく…
本当は初めから真心と友達になりたかったこと
真心との待ち合わせ中や車から守るために真心を抱き寄せたとき本当はドキドキしていたこと
敏敏(太宇が元々片想いしてた人)と話していたことを真心に誤解されたくないと思ったこと、真心にアンディ・ラウのキーホルダーをあげた後嬉しくてにこにこしてたこと
流れ星に真心の心の中に自分がいるように願ったこと。
もうときめきすぎて胸が痛くなりました。
カセットテープごしに真心に「愛してる」と言える真っ直ぐさも素敵でした。
ラストは大人になった太宇が本当に偶然アンディ・ラウに街で出会って、真心の名前を聞いたアンディが何かを悟った表情でチケットが取れなかった真心をコンサートに招待します。
その場で真心は太宇と運命の再会をします。
そのコンサートは昔「いつかアンディにお前に歌を捧げさせる」と宣言した太宇が真心の為に企画したものだったのです。
なんだその素敵ストーリーは…!!!
太宇の変わらない愛と「久しぶり」という言葉に色んな思いが溢れて感動して最後は泣いてしまいました。
王道です。
本当に素敵な物語でした。
今思い出してもまだドキドキしてます…
このときめきと素晴らしさを上手く伝えられないのがもどかしい…
自分の中の大切な映画の仲間入りしました。
また見ます。