天気の子
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新海誠監督の作品は、「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」「君の名は」を見たことがあって、これが4作品目です。
すべての作品を通して、現実を越える映像美、音楽との融合、人間味溢れていて何故か魅力的な登場人物たち、などが印象的です。
「天気の子」は子供にも、まさに今青春中の人にも、そして大人にも、心に刺さる何かがある作品だったと思います。
感想・レビュー
話したいことがまとまりません。
映像、音楽、ストーリー、登場人物。
全部が最高でした。
新海誠監督の作品はは本当に東京という場所を美しく描くよなあとしみじみ。
雨の日、晴れの日、朝、昼、夜。
まるで実写のように、実写よりもより魅力的に。
息を飲む美しさにすっかり作品の世界に引き込まれました。
これはぜひ映画館の大きなスクリーンで体感してほしいです。
そしてRADWIMPSとの音楽の融合がより作品の透明感を増していたように思います。
作品に音楽を当てはめた、というよりも
作品から音楽が滲み出てきた、という感じ。
この音楽たちも含めて「天気の子」という作品が出来上がっています。
カップルで見に来てる人たちもとても多かったのですが(わたしは…ひとりで…)
好きな人がそこにいれば、他はなにも要らない。
そんな気持ちになる映画でした。
廃墟で警察や須賀さんに囲まれてしまった帆高が
「何で邪魔するんだ…ただあの人にもう一度会いたいだけなんだ!!」
って泣きながら屋上へ行こうとする姿に胸が熱くなって涙ぐみました。
なんて真っ直ぐな愛なんだろう…
こんな風に誰かを好きになったことが今まであったかな??
逆にこんな風に誰かに愛されたことがあったかな…
なんて自分を振り返ってしまった…
晴れの世界と引きかえに好きな人と生きる事を選んだ陽菜と帆高。
世界を巻き込んだとしても、いつか東京が水に沈んだとしても、好きな人がいればそれだけでいい。
そんな風に誰かを思えるってとっても素敵だし羨ましい。
わたしはこの終わり方とっても好きです。
世界の形を変えてしまうくらい、好きな人を好きになりたい。ですね(*^^*)
ちなみに「君の名は」の登場人物がちらっと出ていると聞いて見ていたのですが
瀧くんと三葉だけしか気付かず(´;ω;`)
瀧くんが出てきた時は「滝くん!!今何歳なんですか?!三葉とはもう会ったの?どうなの??」て心でたくさん話しかけました笑
君の名はの時も、言の葉の庭のユキノ先生出てきてたし、こういう繋がりはなんだか嬉しいですよね(*´ー`*)
明日からわたしが住んでいる地域は毎日雨の予定です。
雨の日はしばらくは天気の子を思い出しながら「愛に出来ることはまだあるかい」を聞いて過ごすと思います。