アナベル 死霊博物館
https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/90680/
アナベル見たい…けど映画館で見るの怖い…
と葛藤した末、やっぱりどうしても見たくて見に行ってきました!
今年に入って初めて見たアナベル死霊館の人形も怖いながら面白かったので
今回も期待してました(*^^*)
感想・レビュー
アナベル!
相変わらずなんて不気味な人形なんだ…!!
大切なキーマンのアナベル人形ですが、今回はアナベルだけでなくたくさん悪霊が暴れるのでアナベルの存在感は少し薄かったような…
作中に本物のアナベル人形、ラガディ・アン人形がちらっと出てきます!
初めて見たときは映画のアナベルの方が不気味やな…て思ってましたが、今はやっぱり本物の画像を見たらぞくっと背中が寒くなりますね。
目が怖い。
作中ではアナベルがきっかけでウォーレン夫妻の博物館に眠っていた悪霊たちが暴れだします。
次々にジュディ達を襲い出して、もう夜は明けないんじゃないかと三人と一緒に絶望しました。
どんな悪い霊でも直接命を奪うことはできないんじゃ?
と勝手に思っていたので
鶏が狼男に襲われたり、ダニエラがウェディングドレスの霊に憑依されて包丁振り回し出した時は
そんな実力行使が…どうすればいいんだ…!!
てそわそわしました。
そしてアナベルに入ってる悪魔がはっきり悪魔の形をして登場。
えーー悪魔まじで悪魔の格好しとるやん!←
てなんか感動しました。笑
ジュディから直接魂を奪おうと襲ってきて
なんで!
今度の悪魔は許可なくても魂奪えるの…!?
とハラハラ。
とにかく今回悪魔や悪霊たちがわりと直接的に命狙ってきてて、薄暗い怖さよりリアルな危機感を煽られる感じでした。
怖さよりびっくりするみたいな。
一番後ろで見ていたのですが、突然の大きな音や悪霊の登場にみんないっしょにビクッてなってなんだか心強い気持ちに。笑
最後は誰も傷つかず、ハッピーな感じで終わったのも後味悪くなくてよかった。
あとは、ジュディ、メアリー、ダニエラの女の子三人組がとて美人さんでした。
ダニエラを見ていて、
本当にもう余計なことしないでじっとしてて…お願い…!!!
と何度心で祈ったことでしょう…
あ、あと侍の魂が宿った鎧も出てきて、日本語で泣き叫ぶ声が流れた時は怖いより「この鎧はどんな経緯でこんな遠い国に運ばれてきたのか??」が気になってしまいました。
最後のエンドロールの時に、ウォーレン氏だけでなくウォーレン夫人も今年亡くなったことを知り
あの博物館は誰が今管理しているんだろう…
あの曰く付きの物たちが世に解き放たれるのは嫌だなあ…
と思いましたが
弟子の方がいらっしゃるようで安心しました。
確かに怖かったですが、やっぱり面白かったアナベルシリーズ。
他のも全部制覇したい!!
人間失格 太宰治と3人の女たち
https://eiga.com/amp/movie/90335/
太宰治作品は学校の授業で習ったくらいでちゃんと読んだことがあるものはなく
人間失格は中田敦彦さんのYouTube大学で取り上げられていて、どんな話なのか、それを書いた太宰治はどんな人だったのかを最近初めて知りました。
今回の映画は太宰治の人生に焦点を当てた内容ですが、人間失格のストーリーとかなり重なる部分もあり、大まかにでも人間失格について知っていたおかげでより映画が面白く感じられたと思います!
感想・レビュー
太宰治、ろくでもないやん!!!
というのが最初に出てくる感想です笑
とにかく血を吐いてもなお酒を飲み、煙草を吸い、女をその場しのぎで抱き、最高の文学小説を生み出す。
まさに鬼才。
奥さんがいながら太田静子や山崎富栄という女性たちとも関係を持ちます。
まあどちらの女性とも本当の愛ではなく、なんとなく流れでそうなって身動きとれなくなりましたよーって感じでした。
女性側も本当に太宰治自身を愛していたというよりも、損得や執着が強くて歪んだ愛だったように思います。
やっぱりなんだかんだ奥さんの事を本当に愛していたし、奥さんも一番太宰治のことを愛していた気がします。
なのに大切な家庭や奥さんとの関係を壊してしまう奇行ぶり。
確かに奥さんは「もっと壊しなさい。そしてもっと良いものを書きなさい」て言ったけど、奥さんがいない間に家に愛人をいれて娘と一緒に家中を掃除させるなんて、それはあんまりだろと見ていてやりきれない気持ちになりました。
まさにその破壊行為や何度も女と心中を図る所なんかも
境界型人格障害っぽいなー
って。
最後は富栄と川で心中してしまいましたが、見終わった後に色々調べると、太宰治が本気で心中するつもりだったのか疑わしい部分も多いみたいですね。
どちらにせよ世に与えたインパクトはかなり大きかったと思います。
ろくでもなくて
だらしなくて
頼りにならなくて
もうどうしようもないのに
何故かとても魅力的で美しく見えました。
「大丈夫。君は僕が好きだよ」なんて耳元で言われながらキスされたらそりゃあ好きになる…←
実際の太宰治もモテ男だったようですし、身を滅ぼす程女に恋させてしまう男だったんだろうなあ。
もしその時代に太宰治に出会っていたら
わたしも彼に死ぬほどの恋をしてしまっていた気がします。
危ない。
とにかく物凄くインパクトがある作品でした。
人間失格をちゃんと読んでみようと買いはしましたが、自分のメンタルが安定してないと引きずられそうなのでもう少し様子を見て読もうと思います(*^^*)
僕のワンダフル・ジャーニー
https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/90370/
わたしにとってとても大切な作品、僕のワンダフル・ライフの続編になります
なんで犬ってこんなに愛くるしくて可愛いんだろう…!!
思い出してまた泣きそう…
感想・レビュー
今回もベイリー、モリー、ビッグドッグ、マックスが
もうみーーーんな可愛い…!!!
表情も仕草も、犬らしい一言もとにかく全部可愛すぎてにやにやしっぱなしでした。
イーサンがモリーもマックスも、ベイリーの生まれ変わりだって当たり前にすぐ気が付いてて、なんだか二人の間の信頼や愛を感じてこっちまで嬉しくなりました。
イーサンがベイリーに「ボスドッグ!」と言って、それにベイリーが答えるやりとりが本当に大好き。
好きすぎて前作見た後、何回もうちの愛犬にそう呼び掛けて「なにそれ」て思われてただろうなあ…と思い出したり。笑
作品の中でイーサンとハンナも少しずつ年老いていくのですが、特殊メイクと役者さんの演技ってすごい…となるくらい自然な老い方でした。
イーサンが亡くなってしまったのはとても悲しかったですが、そばにはマックス(ベイリー)がいて
僕の時もそばにいてくれた。
今度は僕の番だ。
とイーサンに撫でられながら彼を看取った姿に涙が溢れました。
そしてとうとうマックスも亡くなり、彼はマックスの姿からビッグドッグ、モリーへと姿を変えながら走り、最後はベイリーの姿になって橋を渡ります。
「あ、これ虹の橋かな?」と、ふと愛犬たちが亡くなったら渡るという虹の橋の話を思い出しました。
その先に大好きな牧場があって
なんとそこでイーサンが待ってた…
もうたくさん泣きました。
イーサンに会いたくて
イーサンとの約束のために生まれ変わってきたベイリー。
もしかしたらこれからはもう生まれ変わりのループはせず、ここでイーサンと幸せに暮らすのかな。
いつかそこにハンナも加わる。
そういう未来も素敵だなって想像して幸せな気持ちになりました。
わたしの話になりますが、今年の5月に世界で一番大好きで大切だった愛犬クッキーを亡くしました。
悲しくて辛くてどうしても立ち直れずにいたとき、前作の僕のワンダフル・ライフのことを思い出して見ました。
そして心がとても救われた気持ちになり、そこから少しずつ悲しむばかりでなくクッキーとの楽しかった思い出も振り返えられるようになりました。
出会えて本当に幸せだったし、これからも君の記憶で幸せになれる。
もしかしたら、いつかまたきっと君に。
そんな思いになれたんです。
生きているなのか、亡くなってからなのかは分かりませんが、イーサンとベイリーのようにわたしたちもまたいつか再会出来ると今回の作品を見てもまた思えました。
エンドロールでは「ずっと親友だよ」の文字のあと
たくさんのわんちゃんの写真と名前が出てきて
この子たちも誰かの家族で愛されて愛して生きてきた子たちなんだよなあ…
てそれ見ながらまた泣いて。笑
犬と生きている人、犬と生きたことがある人、犬と生きていきたいと思う人。
すべての犬好きの心に寄り添ってくれる作品だと思います。
また必ず見ます。何度でも。
とても良い作品でした。
ライオンキング
https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/88654/
めちゃくちゃ遅くなりましたが見に行ってきましたー!
初めは字幕版を見るつもりでしたが
ザズーの台詞は日本語で聞きたい…!!
という気持ちが強まり吹き替え版にしました。
吹き替え版、よかったです!!!
スカーは声が高めでイケボすぎでは??ととょっと思いましたが、ディズニー側がゴーサイン出したんだし問題ない\(^^)/
アニメ版ファンの方が見ても納得の作品になっていると思います。
感想・レビュー
とにかくかなり忠実にアニメを実写にしていました。
いや実写化だし当たり前じゃ?
と思われるかもしれませんが、結構実写になる時ってストーリー変えたり設定変えてみたり新しいキャラが出てきたりすることあるじゃないですか。
元々見てたアニメのライオンキングが好きだからこそ、その世界を崩したくない気持ちがありました。
だから今回の実写化の忠実さには、とても感動したし、またアニメも見てみようと思えて本当に最高でした。
大好きなムファサとザズーの再現度もかなり高くて大満足!
ザズーはみんなに煙たがられがちですが昔から好きなんです…
真面目で王に忠実で、その子供シンバの事も本当に可愛く思ってるからこそあれこれ口出ししてくるんですよね。
それをシンバがちょっと面倒なやつ、みたいに思ってたのはなんとも切ない笑
シンバとナラがザズーを撒こうと動物たちの群れに紛れ込んだとき、ザズーが
二匹の子供のライオンを見ませんでしたか?
やんちゃだけどとっても可愛い子なんです!
て言ってるの聞いてにやけました。
愛が故の厳しさなんですよね。
きっと大人になったシンバには伝わってるはず…!!
実写版ムファサも強く気高く優しく雄大で、見てるこっちまで「ああ、百獣の王よ…」と跪きたくなる迫力でした。
声もアニメと同じだ…!!!と気付いた時はテンションあがりました。
そして何より本当に本当に子シンバが可愛くてやばい…
予告でもあった、ラフィキに掲げられてみんなにお披露目されてる姿とか
なにあれ可愛すぎん?可愛すぎて動揺する!
てなるレベル。
子シンバの歌声もとっても素敵で、「早く王様になりたい」を聞けて吹き替え版選んで良かったなあって思いました。
ラストでシンバとナラの子供をラフィキがまたみんなに披露するシーンは鳥肌でした。
「巡る命」
まさにその通りでした。
いつかこの子が大きくなって、また新しい王になっていくんだなあ…とどこまでも続く未来を想像してみたり。。
あ、ちなみにラフィキはわたしの隠れ推しキャラなんです!(聞いてない)
物語のキーマンですし、シンバの絵に本物のシンバみたいに赤い印をつけて「シンバ!」て喜んでる姿とか可愛すぎませんか?
あとムファサやシンバとラフィキが抱擁を交わすシーンも本当に大好きで、今回そこもちゃんと再現されていて本当に嬉しかったです。
大好きなライオンキングの実写化。
見て損はしない!
子供にも大人にも楽しめる要素がたくさんある作品だったと思います(*^^*)
ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド
https://eiga.com/amp/movie/89421/
大大大好きなレオナルド・ディカプリオが出ると聞いてからずっと楽しみにしてた作品!!
やっと見に行ってきましたーーー!!
事前にシャロンテート事件について知識を得て見る方が良いという感想をたくさん目にしてたので、しっかり事前に予習してから見に行きました。
感想・レビュー
とりあえず言わせてください。
いくつになってもやっぱりレオは格好良い…!!!
一時期かなり太って髭を長く伸ばしてる姿を見たときはめちゃくちゃショックでしたが、しっかり痩せて身なりを整えてスクリーンに戻ってきてくれて本当によかった。
そしてブラット・ピットがまためちゃくちゃ渋い大人の魅力に溢れまくってて、もうこの二人を眺められるだけで満足の161分…
そしてこの二人、本当に演技派俳優さんなので、見ている内に作品の中に引き込まれてまるで本当にこの二人が実在しているような感覚に陥ります。
この作品は、とにかくシャロンテートの事件について知っていることが大前提でした。
知らずに見てしまった方にはめちゃくちゃ退屈で意味分かんない作品に感じられたかも…
現実では悲劇の女優として世に知られていると思いますが、作品の中のシャロンはとても生き生きしていて、美しくて、魅力に溢れる女性でした。
女優としても母親としても、これからの未来にワクワクしながら日々を過ごしていてとてもキラキラしていました。
現実とは違い、映画の中ではマンソンファミリーの一味はレオやブラピが演じるリックとクリフ、そしてワンちゃんに反撃されて命を落とすもしくは重傷となり警察に捕まります。
その反撃シーンもちょっと笑っちゃったんですけど
とりあえずクリフがめちゃくちゃ強い。
スタントマンだから当然でしょうが、とにかく強い。圧倒的。
そしてクリフのペットのワンちゃんがこれまた強い。
あんなに可愛かったのにいやめっちゃ凶暴やん笑てなりました。
そして最後はリックが火炎放射機を持ってきて敵を焼いてしまって
笑い事じゃないけど笑いました。
ダイナミックすぎる笑
シャロンは無事に生き延びて、現実には迎えられなかった事件後の未来を映画の中では迎えることができました。
その姿になんとなく胸がすーっとするような気分に。
もちろん現実は変わりませんが、作品の中でシャロンは救われたんです。
なぜかそれが何かの救いになるような感覚に襲われながらエンドロールを眺めました。
本当はこんな未来が彼女にはあったんだよなあ…
と思うと同時に
本当になんなのマンソンファミリーって…!!!
と憤りはもちろんあります。
彼女が作品内で生き生きと描かれていたからこそ、より生身の人間であったことを感じさせられて、事件の悲惨さと理不尽さ、彼女のあったはずの未来を考える機会を得ることができました。
あとこの映画の魅力といえば
1960年代のハリウッドを感じられること!!
だと思います。
当時のスターもちらほら出てきます!
スティーヴ・マックイーンやブルース・リーは気が付きました!
その他にもちらほら出ているようです。
分かる方が羨ましい…
服装も車も街並みも当時を正確に再現していたように思います。
60年代の映画はわたしの映画の師匠がたくさん教えてくれたので有名なのは結構見ていて
あーこんな世界であの映画は作られたのかなあ
なんて考えたりもして。
それにしてもこの頃のスターの家ってあまりに無防備ですよね(・・;)
警備員もいないし玄関先まで普通に入れちゃう…今じゃありえない。
あと余談ですが、映画を見終わって改めて事件の事や登場人物のことを調べていたら
シャロンの夫だったロマン・ポランスキー監督の性的暴行の話を知って非常に驚きショックを受けました。
事件がそうさせてしまったのか、初めから素質はあったのか…
見終わってから得た知識もたくさんあるので、もう一回映画館で見たいなあと思える作品です。
ロケットマン
https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/90991/
実はエルトン・ジョンの名前はもちろん知っていますが、
え?ジョンが名字なの?ジョンなのに??と無知を晒すくらい彼に対する知識はほぼ無いまま見ました。
エルトン・ジョンファンの方からお叱りを受けそうですが、映画を見て感じたありのままを残そうと思います!
感想・レビュー
まず始めに、エルトン・ジョンのド派手なステージ衣装に驚いたわけですが笑
あとから調べたら、本当にああいった個性的な衣装でライブをしていたんですね!
量産型とは無縁の、自分スタイルを貫いて世界のトップスターになったなんてなんか格好いい!!
きらびやかな衣装と人気とお金に満ちた歌手活動とは裏腹に、私生活ではとても孤独で様々な依存症などに悩まされているシーンを見ていてとても胸が痛くなりました。
クイーンのフレディもそうでしたが、絶大な人気を手にしたとしても、必ず幸せになるのかと言えばそうではないんですね。
ちゃんと自分を思ってくれる仲間がいたとしても、恋愛というパーソナルが深く関わる関係で尊重し愛し合えるパートナーはやっぱり必要ですよね…
そんなエルトンの恋の相手として、ジョン・リードが登場してました。
ジョン・リードです。
え?そう、あの。
ボヘミアン・ラプソディーでクイーンのマネージャーを一時期務めていたジョンです。
「えー?!そこカップルだったんだ?」
と驚きましたが、エルトンに対する愛情をジョンからまったく感じられないし、良い感じにクズに描かれてました。笑
実在してる人よね?こんな感じで出して大丈夫なの?笑
と後から少し調べてみたら、実際のジョンは横領でエルトンから訴えられててたぶんこう描かれても文句言えないことやったんだなと理解しました。
男女でも男同士でも女同士でも、どうしようもないクズやろうはいますからね…
話を戻して、エルトンの両親はどっち本当にどうしようもない人間一回目みたいな未熟さで、そんな二人に育てられなきゃいけないエルトンの苦悩を想像して辛くなりました。
ただ、母親の再婚相手はわりとまともな方だったような…
血が繋がってるから勝手に家族になるんじゃなくて
愛を掛け合いながら一緒に生きる中で少しずつ家族になるんだなあ
て改めて思いました。
映画を見終わってエルトン・ジョンに興味を持って曲を聞いたり(Goodbye Bye Yellow Brick Roadは知ってました!!)、どんな人なのかネットで調べたり、周りに話を聞いたりしました。
映画の最後にも出てきましたが
最愛のパートナーに出会えて結婚して養子を迎えて、今は幸せに過ごしているみたいでした(*^^*)
同性婚早く日本でも認められたらいいのになあ…夫婦別姓も。何にそんなに拘って否定してるのか理解できん。
あと驚いたのが、息子さんのゴッドマザーはなんとレディガガだそうです。素敵。
エルトン・ジョンという世界的なアーティストを知る良いきっかけになりました\(^^)/
天気の子
https://www.google.com/amp/s/eiga.com/amp/movie/90444/
新海誠監督の作品は、「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」「君の名は」を見たことがあって、これが4作品目です。
すべての作品を通して、現実を越える映像美、音楽との融合、人間味溢れていて何故か魅力的な登場人物たち、などが印象的です。
「天気の子」は子供にも、まさに今青春中の人にも、そして大人にも、心に刺さる何かがある作品だったと思います。
感想・レビュー
話したいことがまとまりません。
映像、音楽、ストーリー、登場人物。
全部が最高でした。
新海誠監督の作品はは本当に東京という場所を美しく描くよなあとしみじみ。
雨の日、晴れの日、朝、昼、夜。
まるで実写のように、実写よりもより魅力的に。
息を飲む美しさにすっかり作品の世界に引き込まれました。
これはぜひ映画館の大きなスクリーンで体感してほしいです。
そしてRADWIMPSとの音楽の融合がより作品の透明感を増していたように思います。
作品に音楽を当てはめた、というよりも
作品から音楽が滲み出てきた、という感じ。
この音楽たちも含めて「天気の子」という作品が出来上がっています。
カップルで見に来てる人たちもとても多かったのですが(わたしは…ひとりで…)
好きな人がそこにいれば、他はなにも要らない。
そんな気持ちになる映画でした。
廃墟で警察や須賀さんに囲まれてしまった帆高が
「何で邪魔するんだ…ただあの人にもう一度会いたいだけなんだ!!」
って泣きながら屋上へ行こうとする姿に胸が熱くなって涙ぐみました。
なんて真っ直ぐな愛なんだろう…
こんな風に誰かを好きになったことが今まであったかな??
逆にこんな風に誰かに愛されたことがあったかな…
なんて自分を振り返ってしまった…
晴れの世界と引きかえに好きな人と生きる事を選んだ陽菜と帆高。
世界を巻き込んだとしても、いつか東京が水に沈んだとしても、好きな人がいればそれだけでいい。
そんな風に誰かを思えるってとっても素敵だし羨ましい。
わたしはこの終わり方とっても好きです。
世界の形を変えてしまうくらい、好きな人を好きになりたい。ですね(*^^*)
ちなみに「君の名は」の登場人物がちらっと出ていると聞いて見ていたのですが
瀧くんと三葉だけしか気付かず(´;ω;`)
瀧くんが出てきた時は「滝くん!!今何歳なんですか?!三葉とはもう会ったの?どうなの??」て心でたくさん話しかけました笑
君の名はの時も、言の葉の庭のユキノ先生出てきてたし、こういう繋がりはなんだか嬉しいですよね(*´ー`*)
明日からわたしが住んでいる地域は毎日雨の予定です。
雨の日はしばらくは天気の子を思い出しながら「愛に出来ることはまだあるかい」を聞いて過ごすと思います。